我が家のBaby日記

妊娠、出産、育児のリアルな記録を綴っています

不妊治療をしていた友人の言葉にモヤッ

私の友達に、昔不妊治療をしていて、今は二人の子供がいるという人がいます。


その友達と久しぶりに会って話をする機会がありました。そんなに頻繁に会う子ではなかったので、治療の話も直接聞いたことはなく、共通の友達から何となく噂で聞いたことがある程度でした。


その日は、その子から昔の不妊治療の話をしてきて、

不妊治療大変だったよ〜とか
でも子供はかわいいよ〜

 

みたいな話をしていたのですが、2つモヤッとしてしまった言葉がありました。

 

1つ目は

「治療したからこそ、子供がこんなに可愛い」的な発言です。

 

うーん、正直な感情なんでしょうけど
治療してない子でも十分可愛いよーと思ってしまいました。

 

まるで治療したから絆が深いみたいに言われると、治療せずにできた子を下げられた感じがして複雑に思ってしまいました。

 


2つ目は

「子供が生まれて人生がすべて変わった」

 

これに関しても、私は子供がいるから何となくは理解できますが、その時、独身の友達も一緒にいたんです。


独身で、しかも結婚したいと思ってる人からして、この発言って…

なんか、結婚もせず、子供もいない自分の人生を否定されてる気持ちにならないかなと思ってしまいました。

 

私は不妊治療をしたことがないので、
治療の大変さや辛さは全然理解できてないと思います。


まー私の考えすぎなんでしょうけど、
ん?と思ったことを書かせていただきました。
気を悪くされた方がいたらごめんなさい。

3時間おきの授乳の楽しみ方

新生児のころは、一回20〜30分かかる授乳を基本3時間おきにしていました。ママさんたちって授乳中何をしているんでしょうか。

 

よく

「授乳の時間は赤ちゃんとの触れ合いタイム」
「スマフォじゃなくて赤ちゃんの顔をよく見てあげて」
「今しかない時間を楽しんで」

とか言われているみたいですが…

わたしからしたら、「は…?」て感じです。


こうゆうこと言う人って多分育児したことないんじゃないですかね。

一日トータル3〜4時間にもなる授乳の時間、ずっと赤ちゃん見つめてられますか??

 

もちろん、それが楽しくてずっと見ていたいって人はやればいいと思います。


でも、赤ちゃんが唯一静かにおっぱいに集中してくれる時間…
ママも自分のために使いましょうよ


見つめることで赤ちゃんの幸福度が上がるって科学的根拠ないですよね?
第一、この頃の赤ちゃんまだ目みえてないですからね。

 

理想論みたいなのを謎に押し付けるの
頑張ってるママを一番苦しめてると思います。

 

ちょっと話が脱線してしまいました。
私が授乳中にしていたことを書きたかったんでした。

 

私授乳中はドラマを見ていいというルールにして、授乳中のたびにスマフォでドラマを見ていました。

ドラマ見ていたおかげで授乳が苦痛だと感じたことはあまりありません。むしろ先が気になるドラマだと次の授乳が待ち遠しくさえ感じました。


もちろん赤ちゃんには聞こえないようにワイヤレスのイヤホンを使います。


そんな感じで、3時間おきの授乳は大変だけど、出来る範囲で好きなことをするようにすると少しでも楽になるんじゃないかなと思いました。

産後のしんどさを例えるならば…

出産前の私は、産後自分の身体がどうなってしまうのか想像もできませんでした。


「産後1ヶ月は動けない」
「里帰りしないとしんどいよ」

 

などとよく言いますが、具体的になんでだろう…

 

 

出産時の傷が痛むから?
寝不足でしんどいってこと?
出産したら具体的にどこがどうなっちゃうのー

 

と漠然と疑問に思っていましたが、
出産してみて理解できました。

 

出産後の体を例えて言うなら…

 

交通事故にあって、
腰全体を強打して、
深く切った所もあって、
出血が1ヶ月止まらない。

 

ってゆう状態。さらに…

 

骨は折れてないから歩けるけど、
腰から骨盤らへんは全体的に痛い。
出血もあるから、
運動は無理だし、
長時間立ってるのもしんどい。


そんな身体で慣れない授乳やミルク作りをしなければならず、寝不足はもちろん、肩こりも酷い。

10ヶ月間の妊婦生活で体力はかなり落ちている状況で、いきなりそんな生活が始まるので、しんどいのです。

 

しんどさばかり書いてしまいましたが、
我が子が生まれた喜びはこれらすべてのしんどさを余裕で上回ります。

さらに、夫の協力があればゆっくり寝かしてもらえるし、なんてことありません。

一番大事なのは、子育てを一人でやってるんじゃないって感じられることだと思います。

育休夫との新生児育児のリアル

夫が約2ヶ月半の育休を取ってくれたので、私たちは退院後の生活がスムーズに進むよう、事前に各自の役割分担について話し合っていました。

 

ざっくり言うと、私は赤ちゃんの世話、主に授乳担当で、夫は買い物、ご飯作り、掃除などの家事全般です。

 

出産直後は体もしんどくてあまり動けないので、家事全般をやってくれるのは、正直かなりありがたかったです。

 

新生児はだいたい3~4時間おきに授乳をしなければならず、夜中も毎回起きる必要があります。

 

3時間寝られればいんじゃない?と思うかもしれませんが、慣れない授乳は意外と時間がかかり、30分くらい起き上がって授乳をしていると、結構目が覚めてしまうものです。

 

赤ちゃんがやっと寝てくれても、すぐに自分も寝られるとは限りません。眠気がやってくるころには、また赤ちゃんもお腹が空いてくるころだったりします。


なので、運が良ければ3時間弱続けて寝られますが、ほとんどは1~2時間の小間切れ睡眠を数回とるという感じでした。


うちの場合は日中も夫がいたので、昼過ぎに授乳したタイミングで夫に子守を任せてお昼寝するというのを日課にしていたので、そこまでしんどい思いはしませんでした。

 

本当にワンオペで新生児を育てている人はすごいなと思います。

 

自分が寝たいときに寝るというのを一日に数時間できるというだけで、かなり睡眠不足が解消できて、精神的にも安定していたと思います。

 

そのせいか、赤ちゃんもご機嫌な時間が長く、よく寝てくれる子でした。

 

よく、新生児育児は過酷すぎて「こどもを可愛いと思う余裕がない」とか「新生児の頃の記憶がない」という話を聞きますが、私たちはそんなことはなく、赤ちゃんの寝顔を見て、ずっと可愛いな~と思うことができました。

 

夫が育休を取ってくれてよかったなと思います。

出産費用と産院からのプレゼント

私が出産したクリニックは直接支払制度を導入していたので、出産育児一時金の42万円(現在は50万円)が差し引かれた額を退院時に支払う形でした。

 

分娩費用と入院費用として私が産院に支払った合計金額は153,120円でした。

 

私は首都圏に住んでいるのですが、ここらへんのクリニックでは平均的な額だと思います。

 

出産するまで知らなかったんですが、そのクリニックで出産したらカタログから選ぶギフトがもらえるとのことでした。


私が選んで、いただいたのは写真館での無料撮影券ベビー用スキンケア用品セットです。


そのギフトの他にも、洗濯洗剤や歯磨き粉、マグカップやタオルなどがもらえました。


退院の前日に、うまく授乳ができるか不安なことを伝えたら、粉ミルク1缶と哺乳瓶もくれました。まだ買ってなかったので、とてもありがたかったです。


入院中に使っていたオムツやおしりふきの残りもそのまま持ち帰っていいとのことでした。


そんな感じで、退院するときはかなり大荷物になりましたが、色々もらえてラッキーでした!

産後の入院生活【授乳の難しさを痛感】

出産レポ①【陣痛開始~破水】 - 我が家のBaby日記

出産レポ②ショックをうけた助産師さんの言葉 - 我が家のBaby日記

出産レポ③分娩室での助産師さんに感動 - 我が家のBaby日記

 

↑↑出産レポは上の3つの記事でまとめさせていただきました。

 

今回は産後の入院生活について書きたいと思います。私の産院は母子同室だったので、お風呂のとき以外はずっと赤ちゃんと一緒です。

 

出産した日の夜は、生まれてくるときに体力を使い果たしたのか、赤ちゃんは割とよく寝てくれていました。


私もゆっくり寝たかったのですが、出産の興奮が冷めやらず、アドレナリンが出続けていたのか、なかなか眠れませんでした。

 

2日目から本格的に授乳をし始めますが、赤ちゃんはペロペロしてるだけで、うまく咥えることができません。

 

私も初めてなので、何が正解なのかもわからず、助産師さんにいわれるがままやってみるのですが、なかなかうまくいきません。

 

生まれてからもう24時間以上たってるのに、もし何も飲めてなかったら脱水症状になっちゃうんじゃないかと心配でした。

 

でも、助産師さんが言うには

 

赤ちゃんはお弁当と水筒を持参して生まれてくると言われるくらいお腹いっぱいで出てくるから、生まれて丸三日飲まず食わずでも大丈夫とのことでした。

 

こんなにちっちゃい身体にいっぱい蓄えてきてくれるんですね、関心です。


とはいえ、退院したら1人で授乳しなくちゃいけないので、入院中にどうにか授乳がうまくできるようになるため、助産師さんにサポートしてもらい、必死で練習しました。


乳首が硬いと赤ちゃんがうまく咥えられないので、柔らかくなるようにマッサージを教えてもらったり、赤ちゃんが飲みやすい抱き方や角度を変えて何度もトライしました。


3日目にようやく、ちゃんと赤ちゃんがおっぱいをすって飲めてる感覚がわかってきて、赤ちゃんも何となくコツを掴んでくれたようでした。

 

上手く飲んでるようでも、今度は母乳が出ているのかよくわからず、赤ちゃんは30分以上くわえているので少し不安になりました。

 

母乳育児は最初の1週間が肝心と言われています。母乳は赤ちゃんが飲んでくれると作られるので、最初はとにかく赤ちゃんに吸ってもらうのが大事なようです。

 

出産後で体もしんどいのですが、母子同室でいつでも授乳することができたのはよかったなと思います。

 

そして、助産師さんのサポートがホントに手厚く、私よりも必死に授乳を成功させようとしてくれていました。

 

おかげさまで、退院後は無事母乳育児も軌道に乗り、母乳のみで育てることができました。

 

今まで、出産したら自然に母乳がでて授乳できると思っていたけど、赤ちゃんに母乳を飲んでもらうのって難しいことなんだと実感しました。

 

お母さんたちはみんな普通にやっていることだけれど、みんなこれを乗り越えたんですね。

 

大変だけど、赤ちゃんがおっぱいを飲んでる姿って、神秘的で美しいなーと今でも思います。

出産レポ③分娩室での助産師さんに感動

babybirthdiary.hatenablog.com

前回の続きです。

 

子宮口ほぼ全開で分娩室に移動した私。

 

分娩室では助産師さんがついてくれて、陣痛の痛みに合わせていきんで、痛みのないときはしっかり呼吸して休むというのを繰り返していました。


助産師さんは痛みが来るたびににテニスボールでお尻を押してくれたり、陣痛が進みやすくなる足の三陰交のツボを押してくれてました。


分娩室って壮絶な痛みに発狂するイメージでしたが、痛みがおさまったときは割と冷静で、助産師さんと世間話などをする余裕もありました。

 

私の出産した産院が「お母さんがリラックスして出産する」ことをテーマにしていて、分娩室の照明は薄暗く、リラックス効果のあるオルゴール系の音楽が流れていたりしたので気持ち的に落ち着いたのかもしれません。

 

フリースタイル分娩だったので、初めはずっと横向きに寝た体勢でいきんでいました。でも、だんだん陣痛間隔が開いてきてしまったので、仰向けに変えてみようと提案されました。

 

体勢を変えたら、一気にお産が進み、次のいきんだタイミングで赤ちゃんの頭が出てきました。


産まれる瞬間は、一気に出すとお股がさけちゃう危険があるので、ゆっくり出すような感じでした。

 

助産師さんの指示で、いきむのを一旦ストップして、ゆっくり赤ちゃんが出てくるのを待ちます。


このときはお股がマックスに広がってるので、痛いというか、ヒリヒリするような感覚でした。


力入れないでーと言われて、「ひーーー」って感じでしたが、陣痛の痛みよりはマシでした。


そしてゆっくり赤ちゃんが出てきて、ふさふさの髪の毛が1番に見えました。

 

ゆっくり出ていたおかげか、会陰切開はせずに、自然に少し切れたくらいで済みました。


カンガルーケアを実践している産院だったので、赤ちゃんが出てきたら、すぐ私の胸の上に置いてくれました。


最初見たときは、赤ちゃんがドス黒い色をしていて、ゾンビにみえて「ぎゃ~~〜」と声をあげてしまいました。


でもすぐ泣き出して、赤い人間らしい色に変わったので安心しました。

 

その後、私はそのままの状態で胎盤を出したりとか、産後の処理をしてもらっていました。

 

横では助産師さんが赤ちゃんをきれいにしたりしてくれて、旦那は赤ちゃんの写真を撮っていました。


処置が終わったて、赤ちゃんはまた私の胸の上に戻ってきました。そして初めての授乳にトライしました。


産後すぐなので、まだあまり母乳は出ていなかったと思いますが、とりあえず赤ちゃんに吸ってもらうことが大事なようです。

 

赤ちゃんは、まだ上手にくわえることができないけど、でも必死でちゅぱちゅぱ口を動かしているのがかわいかったです。

 

赤ちゃんはお腹の中でおっぱいを吸うための自主練をしてきてるらしいです。でも、ママも赤ちゃんも初めてのことなのでなかなかうまくいきません。


出産後はすぐに動いてはいけないので、分娩室で2時間程横になって過ごすのですが、この時間がとっても幸せでした。


助産師さんたちは少し離れたところで色々作業をしていていたので、夫と赤ちゃんと私だけの空間で、「可愛いね~」「頑張ったね~」「おっぱい飲めてるのかな~」なんて会話をしながら、リラックスして過ごしました。


出産を通して、助産師さんって本当にすごい仕事だなと感じました。

 

いざ赤ちゃんが出てくるときは助産師さんの動きも慌ただしくなり、色んなものをバタバタ準備したり、緊張感が走る瞬間がありました。


それでも、初めての出産でテンパる私のことも気づかってくれて、赤ちゃんの誕生を全力でサポートする姿に感動しました。

 

これを毎日やっている助産師さん…ホント神です!!

 

仕事って毎日やってると、どんな作業でもルーティン化していくもんだと思います。少なくとも私が今までやってきた仕事はそうでした。

 

でも、担当してくれた助産師さんは、表現するのが難しいんですけど、ホントに必死で赤ちゃんを取り上げてくれてるのがわかったんです。

 

私にとっては一生に一回のすごい体験で、必死だったけど、その助産師さんも決してルーティンワークではない必死さが伝わって、すごいなと思いました。

 

本当に助産師さんには感謝しかありません。

 

あと、隣についててくれた夫も、できることはすべてやってくれて、家にいるときから冷静に産院まで付き添ってくれて感謝しかありません。

 

周りの人にたくさん支えられて、小さな可愛いベビーが生まれてきてくれました☆

 

最高な日になりました。赤ちゃんとママとパパとみんなが頑張った日☆家族の誕生日です!