我が家の海外育児ライフ

マレーシアでの育児のリアルを綴ります

娘の歯磨き事情

ここ最近の娘の歯磨き事情についてです。

 

今までは正直、夜しか歯磨きしていなかったんです。

 

まだ幼稚園に行ってないっていうのもあるけど、朝は「できたらする」くらいの感覚でした。


「小さいうちは夜しっかりやればまあ大丈夫かな」なんて、ちょっと甘えた気持ちもありました。

 

でも最近は朝も必ず歯磨きする習慣ができてきました。


毎朝「歯磨きするよ〜」と声をかけると、自分から歯ブラシを取りに行ってくれるようになって。


以前は「やだ!」と逃げ回ったり、遊びに夢中でスルーされたりしていたのに…。

 

こうして少しずつ“やるのが当たり前”になってきたのが本当に嬉しい。

 

そして、もうひとつ大きな変化がありました。


それがぐじゅぐじゅうがい(通じる?)です。

 

今までは水を口に入れるとそのままゴックンと飲んでしまいそうで、私は指に水をつけて歯や口の中を軽く拭ってあげる程度にしていました。


「まだうがいなんて無理だろうな」と思っていたんです。

 

でも、最近ママ、パパの歯磨きをじっと見ていることがよくあったので、ふと思い立って「やってみる?」と聞いてみたら、意外にも本人はノリノリ。

 

恐る恐る水を口に含ませてみて、「ぺっぺするんだよ」と言うと…なんと、ぐじゅぐじゅぐじゅ〜ぺっ!ってちゃんと音を立てて、最後は“ぺっ!”と吐き出せたんです!

 

私の方がびっくりして「え!できたじゃん!!」と拍手してしまいました。


娘も得意げに「できた〜!」とニコニコ。


小さなことだけど、その嬉しそうな顔を見て、こちらまで幸せな気持ちになりました。

 

それ以来、ふーちゃんの中で歯磨きの時間が楽しい時間に変わったみたい。


以前は「嫌がるから早く済ませなきゃ」「どうやってごまかそうかな」と思っていたのが、今は「今日はうがいちゃんとできるかな?」と楽しみに。


娘自身も「ぺっ!」と吐き出すのが楽しいらしく、すすんで口をゆすぎたがるようになりました。

 

もちろん、仕上げ磨きはまだまだ必須で、きちんと奥歯や細かいところは私が磨いてあげています。

 

2歳半にもなると、昨日までできなかったことが急にできるようになったりします。

 

歯磨きに限らず、「もう少し先かな」と思っていたことが、ある日突然スッとできてしまったり。


そのたびに「もうこんなこともできるんだ」と驚かされます。

 

歯磨きが「親がやってあげるもの」から「自分でもできるもの」に変わってきたこと。


小さな日常の中で、娘の成長を感じられた瞬間でした。

2歳児の言語爆発期!言葉が急に増えた瞬間

ふーちゃんにも言語爆発期がやってきました!

 

2歳を過ぎても、うちの娘はあまり言葉が多い方ではありませんでした。

 

2歳3ヶ月くらいまでは、「ママ」「パパ」「きれい」など、本当に簡単な単語だけでした。(↓の記事にまとめています)

babybirthdiary.hatenablog.com

 

もちろん心配まではしなかったけれど、周りの同じ年頃の子どもたちと比べると「うちの子はちょっとゆっくりかな?」と思うこともありました。

 

でも、2歳6ヶ月頃から突然変化が訪れました。

 

ある日、娘が仕事に行ったパパを見送った後「パパいっちゃた」と言ったんです。

 

2語の文を話したのは初めてで、私もびっくり!

 

ほぼ同時期に「おばけこわい」「ママ好き」「オムツかえて」など、言葉をつなげて気持ちを表現するようになってきました。

 

そこからは、もう加速するように語彙が増えていきました。

 

理解できる言葉もぐんと増えて、私たち夫婦の会話の中から単語をキャッチして真似したり、YouTubeで見たキャラクターの名前を覚えていたり。

 

自分の世界が広がっていくのを楽しんでいるようで、寝る前とかは特に、布団の中でたくさん言葉を話してくれます。

 

まるで一日分の出来事や思いついたことを全部伝えたくて仕方ない、そんな様子です。

 

何を言っているわからない時もあるけど

 

「おっきい公園」「ボールいっぱい」「プールいった」「花火きれい」

 

とか、ちゃんと聞き取れることも多く、しかもちゃんと今日の出来事を話していたりします。

 

「今日プール入ったもんねー、楽しかったね」
「花火綺麗だったよねーー!!」

 

と、ちゃんと会話できる喜びをかみしめながら私も返事します。

 

そんなふーちゃんを見て

 

「あぁ、これが“言語の爆発期”なんだ」と実感しています。

 

今まではぽつぽつとしか出なかった言葉が、まるで花が咲くように一気に広がっていく。

 

日に日に成長が目に見えるようで、親としては本当に感動的な瞬間です。

 

もちろん、まだ発音があいまいだったり、言葉がうまく出てこないこともあります。

 

でも、それもまた今だけの可愛らしさ。

 

何より、自分の気持ちを言葉にできるようになってきたことで、娘が嬉しそうにしているのが伝わってきます。

 

自分が何か言葉を発して、私が理解したんだとわかったときの笑顔はほんとに可愛いです。

 

子どもの成長は本当に不思議で、そしてあっという間です。

 

これからどんな言葉を覚えて、どんな世界を広げていくのか、楽しみで仕方ありません。

マレーシアに来てから娘の人見知りがなくなった話

日本にいた頃のふーちゃんはとても人見知りでした。

 

知らない人に会うと、目も合わせないし、時には泣き出してしまうこともありました。

 

親としては無理に慣れさせるのも違うし…と思いつつ、内心では「このままずっと人見知りだったらどうしよう」と心配していました。

 

でもマレーシアに来てから、割とすぐに様子が変わってきました。

 

こちらの人たちはとにかくフレンドリーで、子どもに対してもすごく距離が近いんです。

 

エレベーターで乗り合わせただけでも「ハロー!」と声をかけてくれたり、手を振ってくれたり。

 

時にはにこっと笑いながら手を握ってくれたり、ハイタッチをしてくれる人もいます。

 

最初は、娘もびっくりして固まったり、怖がったりしていました。

 

日本ではあまりないことなので、当然の反応だったと思います。

 

でも、毎日のようにいろんな人から声をかけられるうちに、少しずつ慣れていったようで、今では自分から「ハイタッチ!」と手を出すようになりました。

 

逆に、誰も構ってくれないときには、自分から「ハロー!」と言いに行くほど。

 

あの泣き虫で人見知りだった娘が、こんなにも積極的になるなんて、本当に驚きです。

 

子どもって弱そうに見えて、実はたくましく、大人よりも早く環境に順応していくんだなと感じます。

 

今日も家の下にあるコンビニに行っただけで、小さなドラマがありました。

 

エレベーターでは少し顔見知りの住人男性とハイタッチ。

 

コンドミニアム前ではセキュリティーのおじさんに笑顔で「ハロー!」と声をかけ、しっかり握手までしてもらいました。

 

コンビニの店員さんとは、ちょっとした追いかけっこまでして、娘は大喜び。

 

ほんの数十分の外出でも、これだけ人と関わることができるのが、マレーシアのすごいところだなと思います。

 

こうした毎日の積み重ねを通して、私が強く感じるのは「海外育児の魅力」です。

 

もちろん大変なこともあります。言葉の壁や文化の違い、日本と同じようにいかない部分は多々あります。

 

でもその分、子どもにとっては日本では得られない経験ができるのだと思います。

 

人との距離が近く、フレンドリーに声をかけてくれる環境にいることで、ふーちゃんは自然に社交的になりました。

 

英語やマレー語で挨拶されることも多いので、言葉への抵抗も少なくなっているように感じます。

 

日本だったら「知らない人とあまり関わらないように」という考え方が一般的ですが、マレーシアでは「みんなで子どもを見守る」という雰囲気が強いんですよね。

 

そのおかげでふーちゃんは人との関わりに前向きになり、少しずつたくましく成長しているように思います。

 

海外での子育ては、私自身にとっても発見の連続です。

 

日々の中で「こういう育ち方もあるんだな」と気づかされることがたくさんあります。

 

マレーシアでの生活が、私たち家族にとって、かけがえのない財産になっていくのだろうなと感じています。

マレーシアで子育てをして感じた日本との違い

前回のブログで書いた通り、私は現在海外(マレーシア)で子育てをしています。


マレーシアに来てから、子育てに関する小さな発見がたくさんあります。


日本にいたころ、子どもを連れて外食するときはいつも少し緊張していました。


「泣いたらどうしよう」「騒いで周りに迷惑をかけないかな」って考えすぎて、機嫌がいいときを見計らったり、店も選んでいました。

 

せいぜいフードコートかファミレスみたいなことが多かったです。

 

でも結局、「家で食べたほうが安心だよね」となってしまうことが多かったです。


でもマレーシアに来てからは、そのハードルが一気に下がりました。


ベビーチェアはどこのお店にもあるし、少しくらい子どもが声を出しても、店員さんや周りのお客さんがニコッと笑ってくれるんです。


「大丈夫だよ」「かわいいね」と声をかけてもらえることもあって、気持ちがすごく楽になります。


マレーシアで暮らしていて感じるのは、本当に子ども好きな人が多いということ。


レストランの店員さんだけじゃなくて、スーパーのレジの人や、エレベーターで一緒になった人まで、自然に手を振ってくれたり「何歳?」「かわいいね」と話しかけてくれます。


先日、スーパーでふーちゃんがぐずって泣いてしまったとき、スタッフの方がサッとカートを持ってきてくれて「これに乗せてみたら?」と笑顔で助けてくれました。

 

ほんの小さなことだけど、その優しさに胸がじーんとしました。


住んでいるコンドミニアムでも同じです。掃除をしているスタッフの人たちはいつもふーちゃんを見かけると、手を振ってくれるし、よく小さなおもちゃをくれるんです。

 

ふーちゃんは毎回とても嬉しそうで、おかげで英語で「Thank you」も言えるようになりました。


そして何より印象的なのは、若い20〜30代くらいの男性が子どもに手を振ったり、にこっと笑いかけてくれること。


日本では子どもに関わってくれる人がいても、若い女性や、おじいちゃん、おばあちゃん世代が多いと思います。

 

でもマレーシアでは、スーツ姿の男性や学生風の男の子も、自然に子どもにフレンドリーに接してくれるんです。


ここには子連れでいること自体が自然に受け入れられている雰囲気があって、小さい子は社会全体で見守る存在なんだなーとしみじみ感じます。


日本は「子どもはかわいいけれど、公共の場では静かに」という意識が強いので、この違いはとても大きいと思います。


もちろん、マレーシアにも育児の大変さはあります。暑さや虫の問題もあり外遊びがしにくかったり、治安の面で日本のように「子どもだけで遊ばせる」のは難しかったりします。


でもその一方で、「外食が気楽にできる」「周りの人が子どもを歓迎してくれる」ことが、日々のストレスをぐっと減らしてくれていると感じます。


「今日は疲れたから外で食べちゃおう!」と気軽に言えるようになったのは、子育てをするうえで本当にありがたいことです。


マレーシアで子育てをしてみて思うのは、子育てのしやすさって制度や環境だけじゃなくて、人々の子どもへのまなざしにすごく影響されるということです。


スーパーで助けてもらったときも、コンドのスタッフに声をかけてもらったときも、そして見知らぬ若い男性が笑顔で娘に手を振ってくれたときも、なんてみんな子どもに優しいんだと心があたたかくなります。


そんな温かさに支えられて、マレーシアでの子育ては少しだけ、そして確実に、楽しくなっています。

ブログ名を変更しました

こんにちは。いつもブログを読んでくださってありがとうございます。

 

これまでこのブログでは、子どもの成長や日々の育児について、日記のように書いてきました。

 

実はこれまであまり触れていなかったのですが、私は現在、海外で子育てをしています。


これからはブログの名前も変更して、「海外育児」という視点をもっと交えながら発信していきたいと思います。


海外での子育ては、日本との違いに驚くこともたくさんあります。


たとえば、スーパーで売っているベビー用品の種類、病院の仕組み、子どもの遊び場、子育て文化など…。


日常のちょっとした出来事も「日本の当たり前がここでは当たり前じゃないんだな」と気づくことが多いです。


もちろん、これまで通り子どもの成長記録や日々の小さなエピソードも残していくつもりです。


そこに「海外ならではの体験」を少しずつ添えていけたら、同じように海外で子育てをしている方や、これから海外生活を予定している方にとって役立つ情報になるのかもしれません。


新しいブログ名とともに、これからもどうぞよろしくお願いします☆

夫婦で分かち合う子育て

子どもが生まれてからというもの、私と夫の会話の中心はほとんど子どものことになりました。


それも「初めて歩いた!」とか「言葉が増えた!」といった大きな成長だけではなく、ほんの些細なことまで。


うちは夫が仕事の日はほぼふーちゃんと会えないため、夕方ごろに今日の写真や動画を何枚か送るようにしています。


なので、夜かえってくるといつも写真を見ながら

 

「今日は笑顔の写真がいっぱい撮れたね」

 

「このポーズ、最近よくするよね」

 

「この動画、声のトーンがいつもと違って面白い!」

 

そんな話を、毎日のように繰り返しています。

 

時間があると二人でスマホをみながら、生まれた頃の写真から何度も見返して、

 

「このときぽっちゃりしてる」

 

「今とおんなじ泣き顔だ」

 

「やっぱり今が一番かわいい」

 

とか言いながら、「ほんと親ばかだね」と言いながらいつの間にか時間が経って「ヤバイ!またいつものループに入っちゃった」と笑ったりします。


何気ない瞬間かもしれないけれど、私にとってはすごく大切で、かけがえのないひとときです。

 

ふーちゃんについてなにか気になることがあれば、何でも真剣に聞いてくれるというのもかなり心の支えになります。

 

例えば、今日は「トマトあんまり食べてくれなかったんだよねー」とかいうと

 

「前はよく食べてたよね?今度ちょっといいフルーツトマト買ってみよっか」とか。

 

きっとこれは、親だからこそ感じられる特別な共感だと思います。


他の人から見たら「そんなこと?」と思われるくらい小さなことでも、一番近くの存在である夫と共有できることがすごく嬉しいのです。


子どもの日々の変化を、一緒に発見して喜んでくれる相手が隣にいる。

 

その安心感や心強さは、言葉にできないほど大きいものだと感じます。

 

親になってみて初めてわかる「小さな喜びの積み重ね」。


私たち夫婦にとって、それはまさに「親ばか時間」と呼びたくなるほど尊い時間です。


でも、どこの家庭も同じような感じなんですかね。

みなさんのそのような親ばかエピソードがあれば是非コメントで教えてください。

最近ハマっているパズルとお絵描き

ここ最近、ふーちゃんはパズルとお絵描きに夢中です。

 

最初にパズルを渡したのは、ほんの4ピースくらいの簡単なものでした。


まだ難しいかな?と思いながら渡してみたら、なんとすぐに完成!

 

私のほうが「えっ、もうできちゃったの?」とびっくりしてしまいました。


それからというもの、娘のパズル熱はどんどん高まり、今では10~20ピースくらいの少し難しいものをいくつか買って、毎日のように挑戦しています。

 

まだ全部をひとりで完成させることはできませんが、隣に座って「これはここかな?」「これとつながるんじゃない?」と声をかけながら一緒にやると、娘は嬉しそうにピースをはめます。


それがとても楽しいみたいで、いつも「パズルやろ、パズルやろ!」ばかり言ってきます。


完成すると「カンテー!」と小さな手をたたいて大喜びします。

 

難しいことに挑戦しながら、成功したときに見せる達成感いっぱいの顔をみると私も嬉しいです。

 

もうひとつのブームは、お絵描きです。


ふーちゃんのお絵描きはまずカラフルな色鉛筆を机にきれいに並べることから始まります。

 

しばらくはそれを嬉しそうに眺めています。

 

そして、「赤~!」「次は青~!」と声を弾ませながら、紙いっぱいに線や丸を描いていきます。

 

色の名前を言いながら選ぶところが、またなんとも成長を感じられて嬉しいポイントです。

 

最近「茶色、オレンジ色」も上手に言えるようになりました。

 

最近は丸が描けるようになってきて、「まーもー!」と言いながら大きな丸をぐるぐる描くのがお気に入り。

 

形はいびつで、バナナみたいな形だったり、レモンみたいだったりしますが、娘にとっては立派な「丸」です。

 

パズルに挑戦する姿も、お絵描きで色を選ぶ姿も、どれも日々の成長を感じさせてくれます。

 

ついこの前まで「まだ小さいからできないかな」と思っていたことが、いつの間にかできるようになっている。

 

その積み重ねに、毎日のように驚かされています。

 

私たちにとっては何気ない遊びでも、ふーちゃんにとっては新しい発見や挑戦の連続です。

 

実際にできるようになった姿を見て、そのたびに感動しちゃいます。

 

そんな瞬間をそばで見守れることが、とても幸せだなあと感じる日々です。